な、なんてこと! あたしは慌てて真美ちゃんの口を手でふさいだ だって教室の中で堂々と「葵衣」なんて言ったら…どうなるか 「むぐむぐ…」 口を手で塞がれながら少しの抵抗か、真美ちゃんはもごもごと口を動かしている あたしは、クラスメートの「どうしたの、あの二人」視線を浴びながら顔が熱くなっていた 「おら、席着け~」 そこにタイミング良く担任の先生が教室に入ってきて、救われた気分で真美ちゃんの口から手を離して、きちんと席に座った はぁ…良かった…あの視線には耐えられません