「あの時の…、お花のお姉ちゃん!」
岸田君がこっちに近づいて来てドアをガラっと開けた。
「……麻梨亜…、なんでここに……!」
「あれ〜?お兄ちゃんとお姉ちゃんは知り合いなの〜??」
「麻梨亜ちょっと……。」
明らかに不機嫌に私を病室から連れ出す岸田君。
「……どうしてここにいる?」
その剣幕な顔に少しビクつきながら答えた。
「後をつけてきてごめんなさい……。ただ岸田君の正体が知りたくて……。まさか病院に向かってるとは…。」
怒られると思ってビクビクしていると、
「プッ…。なんだよ俺の正体って。」
と笑って見せる岸田君。
「だっていつも謎だらけだから…。」
「もういい、怒る気失せた。」
と言って切なそうな顔を見せる岸田君。
「あいつ…沙耶は俺の妹なんだ。」
(岸田君なんだか悲しそう……。沙耶ちゃん私が来た時にはもう入院してたし、病状良くないのかな……。)
岸田君がこっちに近づいて来てドアをガラっと開けた。
「……麻梨亜…、なんでここに……!」
「あれ〜?お兄ちゃんとお姉ちゃんは知り合いなの〜??」
「麻梨亜ちょっと……。」
明らかに不機嫌に私を病室から連れ出す岸田君。
「……どうしてここにいる?」
その剣幕な顔に少しビクつきながら答えた。
「後をつけてきてごめんなさい……。ただ岸田君の正体が知りたくて……。まさか病院に向かってるとは…。」
怒られると思ってビクビクしていると、
「プッ…。なんだよ俺の正体って。」
と笑って見せる岸田君。
「だっていつも謎だらけだから…。」
「もういい、怒る気失せた。」
と言って切なそうな顔を見せる岸田君。
「あいつ…沙耶は俺の妹なんだ。」
(岸田君なんだか悲しそう……。沙耶ちゃん私が来た時にはもう入院してたし、病状良くないのかな……。)

