「俺……麻梨亜を思う気持ちに嘘はない。だから俺を信じていてくれ……。」
岸田君と思いが通じあった私は幸せで、岸田君がなぜそんなことを言ったのかなんて考えもしなかった……。
「麻梨亜これ………。」
岸田君が差し出したのはダンスパーティーのときに貰ったネックレスだ。
ペアで付ける為に割れていたハートが接着剤で付けられて一つのハートになっていた。
「これって………。」
「ハートが割れてるのは嫌だからくっ付けた。麻梨亜が持ってて。」
「くっ付けたって………。プッ………。」
私はそんな発想をする岸田君が面白くて可愛くてついつい笑ってしまった。
「なんだよ……。笑うなら返せ。」
不機嫌そうに言う岸田君。
「絶対返さないから。」
私はストラップをぎゅっと握りしめた。
ハートをくっつける………。
そんな優しい岸田君が大好きだった。
岸田君と思いが通じあった私は幸せで、岸田君がなぜそんなことを言ったのかなんて考えもしなかった……。
「麻梨亜これ………。」
岸田君が差し出したのはダンスパーティーのときに貰ったネックレスだ。
ペアで付ける為に割れていたハートが接着剤で付けられて一つのハートになっていた。
「これって………。」
「ハートが割れてるのは嫌だからくっ付けた。麻梨亜が持ってて。」
「くっ付けたって………。プッ………。」
私はそんな発想をする岸田君が面白くて可愛くてついつい笑ってしまった。
「なんだよ……。笑うなら返せ。」
不機嫌そうに言う岸田君。
「絶対返さないから。」
私はストラップをぎゅっと握りしめた。
ハートをくっつける………。
そんな優しい岸田君が大好きだった。