*オレンジ色の空*

私達は廊下を歩いている間に、何かと話していた。


「村上椎、お前、すげぇやつらと兄弟なんだな」


「うん、私も今日知ったけど」

「は!?」


「だって、音信不通だもん」


「そうか・・・」


「ごめんな、椎、俺らいそがしくってよ」


「お前の場合は夜遊びにな」


「言うなよー!!」



「龍ってそういう・・・」


「ばっばか!!!俺はただ夜の街をぶらぶらと・・・」


「時間あるよな、そのとき」


「うっ・・・」



「ほらほら、お前ら三人。教室ついたぞ」



「はーい」


「了解っ」


「あぁ」



先生にタメ口ってきいてよかったっけ。


ま、いっか。