ドラマも感動で終わって、ちょっと涙がポロッと出てしまった。



仁の部屋に行くと、シャオとじゃれていた。


シャオは私と仁とで飼っていて、仁と私が離れていくときに、
仁が寂しがらないようにシャオをつれていくことになった。

シャオは私達の猫で、真っ白な汚れのない猫。

そして私達によくなついていた。



「おいおい、ちゃんとシャオにも挨拶しろよ?」



「ニャアッ」



「シャオっ」



シャオは私の胸の中に飛び込んできた。



「そろそろ夜遅いから寝るぞ?俺、ベッドしかないけど。布団ないからさ」



「一緒に寝ようか」



「ん、椎がいいなら。」



そういって、シャオを真ん中にして、ベッドに入った。


枕は、私のお気に入りのクッションがおいてあった。


「ありがとうっ」


「どーいたしまして。」


私のこと忘れるはずないけど、思い出して欲しいから、もっていってもらった私のクッション。



ベッドはダブルベッドなのでゆったりと寝れる。


シャオもくつろいで寝ていた。