学校まで急いでる途中に、携帯が鳴る。




携帯を見ると、母の名前。




出ないわけにもいかず。




「もしもし」






「あら、椎。今日でその学校とおさらばだから、ちゃんと挨拶してくるのよ?」









「な・・・なんで・・・」







「そんなの決まっているでしょう?引っ越すからよ。」







「どこに・・・?」









「あら、言ってなかったかしら?」