*オレンジ色の空*

食べ終わるのはばらばらで、皆ばらばらに帰っていった。





蓮は私が食べ終わるのを待っていてくれて。





「さぁ。行こうか。」






「うん」








私と蓮は二人で並んで歩いて出て行った。







その様子を、まだ食べていた右京が蓮をにらみつけていたことを知らない。











「右京、やきもち?」






「黙れ、昂」





「良い印象はないみたいだね。右京可哀想に」





「・・・殺すぞ?」




「おお怖い」