*オレンジ色の空*

だが。







「椎さまっ、これなんてどうでしょうか??」







「それにしますっ!!」






さっきのよそよそしく冷たい空気はどこにいったのやら。






暖かい空気へと変化していった。









服を選んでもらって、





さっき寝ていたからぼさぼさになった髪の毛まで結んでもらってしまった。









「ありがとうっ」








「いえいえっ!それでは蓮様の元へ。」







「ありがとうねっ、夕菜っ」