*オレンジ色の空*

とりあえず、クローゼットをあさっていた。









「椎さま。」











「・・・へ!?」










「椎様のメイドの夕菜、と申します。」










「夕菜さん。」










「夕菜でかまいません。手伝います。」












「ありがとう・・・」













冷めた声。一瞬で冷めた空気になった。