*オレンジ色の空*

「・・・い、椎っ!!!」





「ん~?」








目がぼやけていて、誰なのかあまりわかっていなかったけど、



そのあとにすぐに蓮の顔だと理解した。










「やっとおきた・・・。ほら、ご飯だから、着替えてくれるかな?ご飯食べる部屋まで案内するから。」









「ん・・・」







そういって、蓮は私の部屋から出て行った。






蓮は多分、私の部屋の前で待ってくれているんだろう。









そうおもうと、なんだかもうしわけなくなって、私はベッドから跳ね起きた。