「普通の高校生だったらこの時間だったら学校にいるんじゃないかな?と思って」





そういって、私の通学用のバックを指差す。








「引越しをするために、今移動中なんです」










「そうなのか。俺は親父に急用だとかなんとかいわれて呼び出されたんだ」











「そうなんですか?」











「うん。まぁ、近々家に帰ろうとおもっていたから良いんだけどね。」













『次はー○○駅ー○○駅ー』









「あっ、私ここで降りるんです。」