きらきら★とれいん


先輩は、そんな私をどう受け取ったのか、頭を2、3回ぽんぽんと叩いてくれた。



「返事はいつでもいい。雛からの連絡待ってるから
…じゃあな、気を付けて帰れ。」



それだけ言って、佐原先輩は帰っていってしまった。

私は、そこでぽろりと涙をこぼして、足早に帰路についた。





頭のなかは何故か星司くんのことを思い出していた。