全技は、一般人から協力者を募って1人の学生が1人の協力者さんをプロデュースする。

テーマは決まってない。
その人に似合い、かつオリジナリティとかが大切らしい。(要項に書いてある。)



"では、入場する際に引いたくじ引きの番号と同じ番号の方のいる教室へ移動します。スタートのチャイムと共に作業を開始してください。"



1度ホールに集まって全体の説明を受けてから、試験会場の教室に向かう。教室はだいたい5~6人くらいの学生が一緒に作業する。



「雛ちん何番?私は7番。」

「59番。うわ、遠いね。」



私は葵と別れて自分のことを待っている人がいる教室に行った。

担当するのは大学生の女の人。



よかった、おばさんとかじゃなくって。