きらきら★とれいん


「よかったね、本人で。」

「だよな。…てか、雛、見た目だけじゃなく性格変わった?」

「変わってないよ。変わったとしたら、きっと…星司くんのほうだよ。」

「…俺、か。確かに。」





星司くんは少し悲しそうな目をしていた。

…なんでなの?
変わったのは星司くんのほうなんだよ?私じゃないよ?





「じゃあな、雛。東京は物騒だから気を付けろよ。」

「私みたいな田舎者を襲うのなんかクマくらいだよ。」

「…バカ。クマなんかこの辺出ないから。
とにかく!雛はかわいいんだから気を付けろ!いいな!
じゃ、そこの友達も。」





星司くんは歩いてどこかへ行ってしまった。