葵、超意味わかんないし。



「はぁ~…。
じゃあ、しばらくは雛ちんに彼氏はできないのか。」

「葵だっていないじゃん。」

「ぷー。それは言わないでっ!」





素直って難しい。

もし、目の前に星司くんがいたとしても本音は隠しちゃうよ。



せめて、あなたのいないこの街で私は自分に素直でいます。

いつか再会した時、私を少しは可愛いって思ってもらえるように。