メイクも、授業でやる他にも雑誌を見たりして研究した。



7月くらいには、もう高校生の頃の面影はほぼ消えて、もともと市内中心部に住んでいた子と変わらない見た目になった。

私はとても気に入っていたけど、お母さんにはしこたま怒られた。



別に、星司くんと別れたから自棄になっていたわけじゃなくて、新しい生活を始めた自分への気合いとお祝いのつもり。

頑張るためのおまじないなの。