きらきら★とれいん


そっか…。



「雛…。」



先輩は、すっと指で私の涙をすくった。さすが美容師の卵。動きがスマートだよね。



「祐太先輩、私、たった今、はじめて星司くんの涙のわけを知った気がする。」

「そうか…。」

「元気にしてるといいな。」

「きっと…してるだろ。」

「そうだよね。…うわぁ、祐太先輩見てよ。星が綺麗だよ。」