「松原のオバチャンのとこのたい焼き食べにいこうか。」

「…うん。」



星司は冬になると、いつも松原のオバチャンのとこにたい焼きを食べに寄り道する。

オバチャンが焼く、温かいたい焼きは星司と私のお気に入り。



「あちッ!雛、気を付けろよ。」

「星司じゃあるまいし…」

「はぁッ!?」

「なんちって♪」