「葵、ありがとう。 私いろいろがんばるよ。」 『うん、応援してる。』 葵は本当にいい友達。 私の下手くそな話をいつも聞いてくれるんだ。大切よりもっと大切な友達。 いつも私にパワーをくれる。 葵との電話を切ったあとで、私は佐原先輩に電話をかけてみた。 試験は終わっているだろうけど、審査が終わっているか微妙な時間。でなければ、かけ直せばいいや。