「一応概要は話したにゃ」

「あたし達が言った事をどう解釈しようと、そちらの勝手やけど…」

「我々は決してあなた方の敵では無いという事だけでもご理解頂ければ幸いです」

と言っては、みたものの…

(頑固者の軍人が一見の意見なんか聞く訳ないよな)

と小声で呟くミルクに

(第一次総攻撃は史実通りやってもらうしかないにゃ)

(まぁこれから状況がどう変わるか次第だな…とりあえず長期戦になる覚悟は必要かな?)

とお堅い軍人連中に聞こえんようにひそひそ話に終始するしか無いようだ。