「困ったなぁ…何も知らないんじゃ付いて来ても足手まといだよ…」

と、嘆きの教授

「足手まといどころか生きて帰れるかすら解らんしね」

と、何故か冷静なミルク

「まぁ今回は留守番してもらわなな」

特に関心の無いムショ帰りさん

「金に吊られて仕事を選ぶとこんな事になるにゃ」

トドメが僕を非難するこねこね

って…たかが旅順だの伊地知っての知らんだけで何でそこまで言われなイカんと?

「まぁ確かに…アンタは右も左も解らんって言いよったけんね。たださぁ…ここってアンタの存在を全否定してる場所なんよね。自分の身を自分で守れんヤツに、この仕事の適性は無いって事よ」

ミルクのヤツ…僕の挨拶をこんなとこで蒸し返して来たか…