悪魔に魂を売り渡した僕に遠慮は無い。

ガバッと布団をひっぺがし

「フラれたばっかりの僕の事バカにしたお前らが悪いんだからな…」

そう言いながら両手を2人の胸に伸ばした。

「そりゃごめんなさい」

ん?え…あ〜

「お、起きてたのか?」

寝ぼけ眼のミルクが目を擦りながら

「まだ寒いっちゃけん…布団ひっぺがしたら起きるくさ」

と言いながら僕から布団をもぎ取り

「おやすみなさい」

おいおい…仕事は、どうなるんだ?