「お、早いねー。 さっすがのんちゃん。 ショートホームルームもう終わってたの??」 あれ?? 「あはー!! キョトンだね!!」 あれれ?? 『え、さっきの、電話は…??』 「あ、あれね、たまにはあんなテンションも面白いかなーって思って。」 ……マジですか?? 『あたし、めっちゃ心配して走って来たんですけど!!』 まだ落ち着かない心臓に酸素を送りながらもしっかり叫んだ。 叫ばれた本人はそ知らぬ顔で、 「あたし演技派ー。」 とけらけら笑ってる。