きゅうっとお腹を締めつけられる。 背中に感じる凌ちゃんサンの体温は心なしか高い気がする。 『凌ちゃんサン、急にあんな…どうしたの??』 「なんか、風邪ひいて無性にのんに会いたくなった。」 …可愛いこと言ってくれるじゃないの。 「しかも、のんがいなくなる夢見て…。 ホントに部屋からいなくなるから焦った。」 抱き締める力が強い。 まるで、 どこにも行かせない とでも言っているみたいに。 『寂しがり屋??』