荷物をリビングにおき、2階の凌ちゃんサンの部屋へ。 ガチャ 『凌ちゃんサン?』 入っても返事がない。 …爆睡中?? そろーっとベットに近づくと、浅い呼吸を繰り返す寝苦しそうな凌ちゃんサン。 あらら。 こりゃあ重症だ。 目にかかる前髪を払ってやるとうっすら目が開く。 「……ん?」 『凌ちゃんサン、ちょっと待っててね。』 部屋を出てもはや使い慣れた台所に向かった。