『あんた、痛いの好き??』 「へ?嫌いです…」 『喧嘩は痛いよ? 殴るのも、殴られるのも。 ドラマや映画みたいに、かっこよく喧嘩なんて出来ないんだから。』 って圭介くんが言ってた。 「…それは、そうですけど…」 『それに、彼方に喧嘩は似合わないよ。 あんたは、泣いて笑ってればそれでいーの。 もし、それでもまだ喧嘩したいってんなら、圭介くんかお兄様に聞くんだね。』 おんなじこと言うと思うけど。