『あ、ボスだ。』


屋上に向かう途中、涙のせいで化粧がグダグダになって妖怪化したボスにあった。


『おっかない顔してるね。』

「あ、あんたね、本人を目の前にして、普通そんなこと言える?!」

『だってホントのことだもーん。』

「…ダメだ。
あんたと喋ってると感動も半減する。

全く、最後くらい大人しく出来ないわけ?」

『この大人しさの塊になんてことを言うんだ君は!!』


失礼にも程がありますわよ?!