パラパラとページを捲り、目当てのページを見つけた。



『パパ、どこ行く気??』


ソッとソファーから立ち上がったパパに制止をかける。



目当てのページにはあたし一人だけの写真。


しかも、全然撮られた記憶がないものが多数。



寝てるとき、泣いてるとき、勉強してるとき、…SEXのあと(身体はもちろん写ってないからね!!)。



『…どー言うことか、説明して頂けますよね??』


さっき立ち上がろうとした中途半端な姿勢で固まるパパに声をかけた。



「え、いやー…。」


『ちょっと、お部屋に行きましょうか??』



アルバムを左手に、
パパを右手に掴み、

寝室へと引きずる。



そのあと何が起こったかはご想像にお任せします。




「イチャつくなら程ほどにねー。」



END.