「…だったら何?」 『へ??』 「…なんでもねー。」 傘を持つ左手の向こうにある要の顔を見上げると、 一瞬だけ目があってからフイッとあっちを向いてしまった。 …なんか、墓穴った?? 『要、前見て歩かないと電柱にぶつかるぞ。』 「オレ、んな器用なこと出来ないから。 てかお前、凹んでたんじゃねーの?」 ……なにが?? 凹んでた??