「…ほんとにこれで大丈夫なんですか?」 『ダイジョブダイジョブ。 今言ったことをやれば完璧よ。』 部屋には猫耳フードを被って、裾を引っ張って袖を引っ張って、なんかもう萌えとしか言えないのんちゃんが居る。 これから凌斗の部屋へ謝りに行くと言ったから、ちょっとレクチャーしてあげたのさ。 『姉のあたしが言うのもなんだけど、凌斗のことよろしくね? あいつ、のんちゃんが居ないと機能停止するんだ。』 もうここ数日の沈みようと言ったら…。 写メっておけばよかったかな??