なんだか、やっぱり非常に申し訳ない。
楽しそうって思ってくれてるならいいけど…
それに引き換え、乃亜は嬉しそうに弁当を食っていた。
まぁ、乃亜が嬉しいならいっか…
…って親バカかよ。
そういう問題じゃないし。
まぁ、とりあえず聞いてみよ。
昼飯を食い終わって、また体育祭が再開してすぐに、クラスの内の何人かが出る種目になって、また集まらなきゃいけなくなった。
…だるい。
非常にだるい。
食ってすぐは、だるすぎる。
でも、行かなきゃな…
「行こうぜ、京平。」
「おぉ。」
そっか。
慎吾も行かなきゃいけねぇんだもんな。

