絶えぬ想い、君に



「乃亜。ちょっと俺行かなきゃいけなくて、乃亜1人になっちゃうけど、平気?」


「うん!!へいき!!」


「じゃあすぐ戻ってくるから、ここにいろよ?どっか行っちゃダメだかんな。誰か来てもダメだよ?絶対ついてくなよ?」


「わかったー。」



大丈夫かな…



その後、競技が始まっても、全く集中出来なかった。



一応競技やってても、乃亜がいるところは見えるんだけどさ…



まぁでも、なんとか大人しくしててくれていた。



それに、カンさんが一緒にいてくれたみたいだし。



一応後で礼言っとくか。



そのあとも、乃亜はなぜかみんなの人気者で、いろんな人に可愛がられてた。



まぁ1番乃亜にちょっかい出してんのは、慎吾なんだけど。



そして池内のことも、乃亜はすっかり気に入ったらしい。



昼飯食う時になって、俺と慎吾がテキトーな場所で飯食おうとしてたら、乃亜が池内も一緒がいいって言うから、なぜか池内も入れて4人で食うことになった。



まぁ、いいんだけどさ。