絶えぬ想い、君に



「すごい年離れてるんだね。」


「うん。」


「でも、あんまり顔は似てないね。」


「まぁな。」



そりゃ似てないよ。



血繋がってないし。



でもみんな何を言ってきても、最後に言うのは可愛いーだった。



話が逸れるから、逆に有り難い。



「ってか京平。俺ら行くっぽいよ。」


「あぁ、ホントだ。」



乃亜のことを一通りみんなに言われてから、何分か経って、3年全員出る種目が近づいて来て、集まらなきゃいけなくなってしまった。



そうなんだよなぁ。



こういう時困るんだよ…



平気かな…



乃亜1人ここ置いといて…



でもしょうがねぇし、後輩に預けてくるわけにもいかねぇし。



変な奴も学校ん中は入ってこないだろうし…



まぁ、周りに人はいるから大丈夫かな…