絶えぬ想い、君に



電話を終えてまた部屋に戻ったけど、なんとなく気になるし、やっぱり今鍵を取り行くことにした。



これでもしおばあちゃんちになかったら、けっこーやばいし。



…でも、おばあちゃん家にいんのか?



おばあちゃんちに向かいながら、電話をしてみた。



プルルルルル。


プルルルルル。


プルルルルル。



…あれ、いないのかな。



呼び出し音がなるだけで、全然出ない。



「はい。」



あ、出た!!



「あ、おばあちゃん?俺、京平。」


「あ!!京平くん!!昨日、鍵置いてったわよ。」