買って来た菓子も、「おいしい」って食べてくれた。 よかった、これにして。 あんま菓子選ぶこととかないからね。 乃亜がいいって言うのは、大体おばあちゃん食べなくね?ってのばっかで。 「ねぇ、京平くん。」 「ん?」 「前に聞いたことと、同じこと聞いてもいいかしら?」 「え?」 「…京平くん、好きな女の子とかいないの?」 「……」 「いないの?気になる子とか。」 「いな……」