絶えぬ想い、君に



「すごいねぇ、氷野くん!!ちょーうまいんだけど、ボーリング!!」


「そうか?たまたまだよ。」


「えー、絶対うまいよぉ!!ねぇ??」



同じクラスのギャルっぽい奴3人が、やけに俺に話しかけてきた。



女子の中にはボーリングしないで、見てるだけの子も何人かいたんだけど、この3人も見てるだけだった。



俺が順番終わると、絶対話しかけて来て。



「うちら飲み物買いに行くけど、氷野くん何か飲む?」


「あー、じゃあ何か炭酸頼むわ。」



そう言ってそのギャル3人から目線を逸らすと、バチッと池内と目が合った。



…え?