その後、しばらくその場から動けなかった。 痛いってのもある。 だけど、動く気になれなかった。 どれくらい経ったんだろ、あれから… 「京平っ!!!」 声がする方を向くと、慎吾がいた。 慎吾…? なんで…? 「氷野くん…」 今度は池内が現れた。 なんで? なんでこんなとこいんの…? 「おい、お前大丈夫かよ。ケンカ?」 「…うん、大丈夫…つーか、お前らなんで…こんなとこいんの?」