「よっしゃー!明日っから夏休みだぁ」と喜んでいたのは僕、小野健斗。
僕はいつものように中学からの親友と一緒に廊下で話してた。こいつの名前は林智也、背は170㎝位で顔はいわゆるイケメン、中1の時から付き合ってる彼女がいる。
その時後ろからある女子が僕の事を呼んだ。その人は隣のクラスの大野美優って子。「あっ、小野君これ読んで?」と言った。僕はよくわからないままそれを受け取った。
終業式が終わると智也と駅で別れて僕は家に帰った。あの子から手紙を受け取った事を思い出した。そして手紙には『小野君、いきなり手紙なんて書いてごめんね、あたしね入学式の時にあなたを見て一目惚れしちゃったの突然こんな事言われても困るよね。でも2年生になってから隣のクラスもだしどんどん気になっちゃったの。最近あなたの事を見るのが恥ずかしくなっちゃうんだ…。これって恋なのかな? それで返事って言っても訳わかんないかもしれないけど、良かったらここにメールして下さい。miy●▲×○◇■kt…』とメアドが書いてあった。
僕は良くわからないまま一応メールをしてみた。『手紙ありがとう。でもなんで急に?』と送信…