ーぎゅうっ…。 「なっ…おいっ…山本!?!?」 驚きを隠せない声を出す堀川。 それはきっと、 私が堀川に、抱きついているから。 「…ちょっと…、だけ。」 「ー……?」 ちょっとだけでいい。 ちょっとだけでいいから 「今だけ…今だけ…甘えさせて…。」 こんなに嬉しいのは、 この空間で家族以外の人と一緒にご飯を食べられるのは ー…初めてなんだよ。