「見つかってないから大丈夫やし。」 …いやいや、自慢げに言える事じゃないし。 しかもあと5分でチャイムなるし。 「毎日毎日、ご飯作んのしんどないか?」 整ったあいつの顔が、近くにあって。 なぜかまた胸の中が変な気持ちになったけど 平然を装って胸を撫で下ろした。 「??」 …そりゃあ、学校から帰ってきてご飯作んのはしんどい。 学校がなかったら家事なんて楽だけど… …話す相手がいないのは、嫌。 ー…しんどいってゆーか、寂しい、のかも。 「…うん、しんどい。」