『ど、
 どうしたの?
 今日は・・・』


「あ、
 そうそう、
 忘れてた(笑)」


翔太は

ヘラヘラ笑いながら

あたしの横に座った。


「今度さ、
 花火大会あるじゃん?」


『うん』


「一緒に行かない?
 2人で・・・」


一瞬、翔太が

なにを言ったのか

分からなかった。

すごくビックリした。


「こんな俺で
 よかったら・・・」


翔太、

テレてるのかな・・・?

どんどん声が

小さくなっていってる・・・。

うれしくて、

うれしくて、

言葉が出ない。

夢に見たいで、

少し怖かった。

翔太と花火大会なんて、

行けると思ってなかった。。。


『・・・行く
 ・・・行く(照)』