沈黙。 私にはそれが何時間にも感じられた。 それから身体全体がふわりと包み込まれた。 驚いて顔をあげると。 私の顔のすぐ横に坂田君の頭があった。 「――ッ///」 私はそれでやっと自分の状況に気がつく。 「俺も好きだよっ///」 耳元でぼそっと言われ、私の鼓動はさらに速くなる。