「たとえっ…」 「は??」 「たとえ、恥をかくだけでも、釣り合わなくても、先輩に邪魔されても、 私は坂田君が好きなんですッッ!!」 「…な、なによ…」 「先輩は美人でみんなからの人望も厚くて…。そんな先輩には私の気持ちはきっとわからないと思います。 でも…でもっ…好きなんですぅ…っ」 最後のほうは私、泣いてしまっていた。