ユカリが地図を書いてくれた。



そして、小さな声で



「その病院にはね、看板ドクターがいるの」



「え?そうなの」



「そうよ、腕がよくてイケメンで




しかも若くて独身の看板ドクターがいる病院よ」




だから真由美は、少し期待しながら




病院へと急いだのだった。