驚いた表情で聞いていた彼は、
ふっと笑って、真由美の顔を見た。
目が合って、真由美はドキドキして倒れそうになった。
「君って、バッカだなぁ」イケメンドクターは、微笑んだ。
「バッカだなぁ」その一言が、
古今東西どんな愛の告白より、胸がキュンとしたのは
真由美が、すでに恋に落ちていた紛いもない事実。
もしこの先、どこかに建国することが出来るとしたら、
その国のプロポーズの言葉は、「バッカだなぁ」にする。
絶対そうする。
ふっと笑って、イケメンドクターが言った。
「俺達、なんだか気が合いそうだね」
そんなこんなで、真由美にも初めての、
しかも、白衣を着たイケメンの彼氏ができたのです。
・~・~END~・~
めでたし、めでたしっ♪(*^ ^*)


