部活の天使

私は、進藤君の胸の中にすっぽり収まってて進藤君は私の肩を抱いてる。

「ごっ、ごめっ!」

その状況に耐えられなくなった私は急いで進藤君から離れる。

「なんで、俺を呼ばない?」

進藤君は呆れたままの顔で私を見下ろす。

「えっと・・・進藤君も忙しそうだったし・・・」

進藤君の視線に言葉を詰まらせながら進藤君を見上げると、

「え・・・」

進藤君は凄い不機嫌な顔をしていてーーー・・・

えぇ!?

私なんか悪い事した!?いや、馬鹿なことはしたけど!!

・・・迷惑・・・だよね・・・。

「・・・ごめんなさい・・・」

私はうつむきながら謝ると進藤君は、

「それは、何に対して謝ったの?」

・・・そう来たか・・・

何に対しての謝りなのかを本人に言わせて反省させようっていう・・・

そうゆう意地悪な考えか・・・