部活の天使

あった・・・・けど・・・

その片付ける場所は棚の一番上・・・

・・・うぐぐっ

背伸びしてみるけど身長151センチの私には少し難しい挑戦だった。

そんな私の目についたのは椅子・・・でも、ただの椅子じゃなくてコロコロがついてるやつで・・・

危ないかな・・・

でも、ここで進藤君に頼むのは負けたような気がして嫌だし・・・

「よっ・・・と。」

お・・・案外乗れる・・・なんだぁ、結構・・・

その時、いきなりコロコロが動く。

「きゃっ!」

落ちる!!

私は体勢を崩して椅子から落ちそうになる。

ぼふっ!

「・・・っ?」

「あんた本物のアホだろ。」

目を開けた先には進藤君のドアップの呆れ顔。

「っっ!」

私は恥ずかしくなって顔を赤くする。