午後4時、南公園。

私と枝垂さんは向き合っていた。

枝垂さんの手には……ノコギリ。

「……そのノコギリで、私を切り刻むつもり?」

「うふふっ。どこからが、いいかな?」

「……おあいにくさま。……私は、簡単にはやられない」

いつ襲われてもいいよう、構える。

「無理、無理、無理だよおおぉぉぉぉぉおっっ!だって、桃の愛の力は無敵だもん!お前なんかに負けないんだからああぁぁぁああぁぁぁ!!」

枝垂さんがノコギリを振り上げてかけてくる。

……仕方がない、か。

「……ホーリーソード」

肘下から伸びてくる、この感覚。

……久しぶり。