『あんな美人中々いないぞ。料理も上手だし、才女だ。なんとかより戻せよ』


『それが出来ないから悩んでるんだ』


『そうやって悩んでる間にも、男に狙われてるって。ほっとくもんか』


『他の男…』


『今年のクリスマスなんて危ないんじゃないか?一人のクリスマスなんて絶対すごせるはずない!パーティーでたりしたら、もう狼がいっぱいだぜ?』


確かに!独身同士の合コンに参加するかもしれないし、パーティーにいくかもしれない


花乃子がじっとしてるわけないじゃないか!


俺は亀岡の言葉に目が覚めたようになった


『どうしたらいいと思う!』


『とりあえず連絡したら?』


『でももう着信拒否されてるかも…』


そういいながらも、携帯を手にして電話してみた


何回かけても話し中である


留守電にメッセージいれることも出来ない…


『クリスマスに、彼女の会社に行ってみたらどうなんだ?待ち伏せだよ』


『そうだな、直接会うほうがいいか…』


俺は一代決心をして、待ち伏せ作戦を決行することにした