アネモネ*~風、君を愛す~



それから皆でカレーを食べてリビングに移動した。

アタシは4人にここぞとばかりに質問しまくった。


「紗那、
おばさんみたいだからやめろって」


「アタシ、
芸能リポーターみたいでしょ?ふふ」


ヨシに言われてもお構いなし。


「紗那ちゃん、
もう許してよー」


「ん?令くん何か言った?
そのラブラブっぷり、こっちが恥ずかしいし。
ね、ヨシ!」


目の前の2組のカップルは、
今にもキスしそうな雰囲気で…。


「はいはい、
2人きりの時にして下さいねー」


「佳矢、
助けてくれよなー」


「ムリ、ムリ、
諦めろ、浩司」


「紗那ちゃんを溺愛してる、
佳矢に言われたくねー」


{さっきまでアタシとヨシの存在を忘れてたくせに…}


心の中でそう思いながら隣のヨシを見ると、


「はぁー」


と、

大きな溜息で苦笑いしていた。

こんな楽しい時間は本当に久し振りで、

8時になる頃に解散した。